石井陽平個展「最高に生きる」

石井陽平個展「最高に生きる」

期:2014年7月11日(金)~7月17日(木) 12:00~21:00(最終日は18:00まで

オープニングレセプション:12
日(土)18:00~
会場:素人の乱12号店(東京都杉並区高円寺北3-8-12 フデノビル2F)

作家WEBサイト:http://dutch6666666jap.tumblr.com/


例え骨を折って歩けなくなっても
ボケても
大切な人を失って死にたくなっても
なんかうまくいかなくても
生きていればどうにかなる気がする。
最高に生きて、死ぬ前に最高の人生だったって思えれば多分、結構な幸せ者。
石井陽平



この度、高円寺にあります素人の乱12号店「ナオ ナカムラ」では、昨年6月に続き2回目となります石井陽平個展「最高に生きる」を開催いたします。
石井陽平は、1990年東京都生まれ。2011年にファッションデザイナーの山縣良和氏による「ここのがっこう」、2013年にChimPomの卯城竜太氏による美学校の「天才ハイスクール!!!!」を修了しました。
石井はこれまでに、ダッチワイフの顔にアイドルの顔写真を貼り、共に過ごした疑似恋愛の日々を写真におさめるなど、叶わぬ恋愛と知りながらもピュアに求め続ける愛のかたちを発表し、またある時は、自身の両親が離婚を決意しますが、何があろうと家族に変わりなくこれからも円満に過ごすことを誓わせる「離婚式」を執り行うなど、石井の作品に通底するプライベートで生まれる普遍的な愛情をテーマに、さまざまな手段で自身を取り巻く愛のかたちをさらけ出し、見る者を気恥ずかしくさせる一方でどこか幸福感を与えて個人に眠る大事な何かに気づかせてくれます。
これまで誰もが迎える“死”という現実話は家庭内で多くがタブー視されてきましたが、近年、前向きな死の準備として生前の遺品整理や葬儀と墓の選択、相続手続きに加え、自身の家族への想いや感謝を伝え日常生活の忘備録として事細かに記すエンディングノートの登場など、第二の人生を謳歌するためのポジティブな終活が数年前より話題を呼んでいます。
石井の祖母は御年82歳を迎えました。祖父と愛猫にも先立たれ、手足が不自由になり介護ベッドと車椅子による独り暮らしと介護施設での生活を淡々と送っています。
今年6月、石井は祖母を20年ぶりに帰郷させました。兄弟と再会を果たし感涙する祖母の姿を見つめ、これをきっかけに石井から祖母へ贈る終活と祖母の第二の人生の謳歌をスタートさせます。
本展覧会では、石井と祖母がコミュニケーションを交わす中で生まれた映像作品をメインに、祖母の過去・現在・未来にフォーカスし構成します。
これまでの長い人生を再考し、今後の短い人生を最高に謳歌してもらう石井と祖母の決意表明「『さいこう』に生きる」をこの機会にどうぞご覧ください。
また、素人の乱12号店にて同時開催のひろせなおき個展「GYARU儀葬儀式展」も併せてご覧ください。


【artscape 2014年08月01日号(artscapeレビュー)】石井陽平 個展「最高に生きる」+ひろせなおき個展「GYARU儀葬儀式展」|福住廉

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